各ブラウザのキャッシュクリアの方法とキャッシュさせない方法

更新したはずのサイトがお客さんのパソコンブラウザからは更新されてない…ということはよくある話です。そのたび、「キャッシュが原因ですのでキャッシュをクリアしてください。」と言ってきました。
大体最近は「原因はキャッシュです。Ctrl+F5してください。」と言ってますが、ブラウザによってはそれでは更新されないらしいので、メニューやツールからキャッシュをクリアする方法と、そもそもブラウザにキャッシュさせない方法を。

キャッシュとは?

表示したウェブページのデータを一時的にコンピューターに保存しておく機能です。
毎回ファイルをサーバーからダウンロードしないため、表示までの時間を短縮することができます。しかし、ページが更新されているのに、古いページを表示してしまうこともあります。

各ブラウザでキャッシュをクリアする方法

Internet Explorer 8・9・10

  1. メニューバーより「ツール」→「インターネットオプション」を選択
  2. 「全般」タブ内の「閲覧の履歴」で「削除」をクリック
  3. 「インターネット一時ファイル」にチェックを入れ「削除」をクリック

もしくは「Ctrl」+「F5」ボタンを同時押し

Firefox

  1. メニューバーより「ツール」→「オプション」→「プライバシー」を選択
  2. 「履歴」で「履歴を記憶させる」を選択して、 「最近の履歴を消去」をクリック
  3. 消去する履歴の期間を選択
  4. 「消去する項目」の左の▼ボタンをクリックし、消去する項目を選択
  5. 「キャッシュ」にチェックを入れ「今すぐ消去」ボタンをクリック

Google Chrome

  1. ウィンドウ上部にある「メニュー(三本線のアイコン)」をクリック
  2. 「ツール」→「閲覧履歴を消去」を選択
  3. 「キャッシュ」にチェックを入れる
  4. 消去する履歴の期間を選択
  5. 「閲覧履歴データを消去する」をクリック

もしくは「Ctrl」+「Shift」+「R」ボタンを同時押し

Safari

  1. メニューから「キャッシュを空にする」をクリック
  2. 確認のメッセージで「空にする」ボタンをクリック

Opera

  1. メニューバーの「編集」をクリック
  2. 「ファイル」→「設定」→「履歴とキャッシュ」をクリック
  3. 「キャッシュ」を選択し「OK」をクリック

キャッシュさせない方法

<meta>タグを使用

<head>内に<meta>タグで記述します。

<meta http-equiv="Pragma" content="no-cache" />
<meta http-equiv="cache-control" content="no-cache" />
<meta http-equiv="expires" content="0" />

.htaccessを使用

.htaccessファイルに以下のコードを記入します。

<Files ~ "\.(html|php|jpe?g|gif|png)$">
Header set Pragma no-cache
Header set Cache-Control no-cache
</Files>

参照:ブラウザでキャッシュをさせない方法いろいろ